稚内-宗谷岬-士別 【The route from the Soya cape to Tokyo】

2005年。深夜放送のアニメは既に何本か放送されていましたが、それよりやや早い時間帯に放送され始めたノイタミナ枠の最初のアニメである「ハチミツとクローバー」。ちょっとおしゃれ?な中身で勝負。登場人物の個性が強くて飽きずに視聴していました。途中まではそこそこ面白いな位に感じていたのですが、どん詰まりになった主人公がママチャリに乗って暴走した辺りで大興奮となりました。若さ大爆発。都心から仙台まで進んでママチャリが大破。そこで出会った方々と時間を過ごして新しい自転車を入手。このまま行けるところまで行ってしまえ、と北の果てまで行ってしまいます。この展開は全く予想できなかった。世の中にはこういう世界もあるのだな、と思い知らされた物語でした。

自転車を趣味とし、ちょっと遠くまで行くという芸当を覚えると、いずれは宗谷岬も訪れてみたいと考えるのは自然の流れ。けれど北の果てはあまりにも遠くて何がしかの切っ掛けがないと無理と考えていました。そこに北海道に行く理由が出来ました。ならばこの機会を逃す手はない。下調べはやや不足だった気もしますが、なんとかなるとの見込みで出発。最も恐れていた天候も問題無しとなり、自身の力を試すだけになりました。ハチミツとクローバーで出てくる北海道走破のアドバイス。

「水汲むとこも無いから道の駅を上手く使うといい。国道沿いにポツポツあるからマップをもらってね」
「北海道に入ったら絶対に無理はしない事。とにかく広いし街灯がないから必ず夕暮れ前に寝床を確保」

連載当時より時代は進んだもののこのアドバイスは的確。現在では開発が進んで施設が増え、携帯機器も充実し、楽になったのは確かなのですが、広いのは変わらない。基本の方針はこれを踏襲し進むことになります。
稚内駅周辺でとりあえず何か食べるかと思い彷徨いてみましたが何処も開いていない。宗谷岬周辺で補給出来るだろう、と出発しました。

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稚内駅から宗谷岬までは平坦な道が続いて速度を上げて走れます。交通量も少なくて気分爽快です。

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不思議だ。
こんな遠い遠い地の果てなのに。
実はあのアパートの自分の部屋のドアと繋がっていて
ドアを開けて外に出れば何処へでも行けたんだ。

竹本@ハチミツとクローバー

宗谷岬到着。30km程ありますが、1時間ちょっとで到着しました。平均速度が23km/h程の私にすると劇的な速さ。
ハチミツとクローバ-編は別項目で上げておきます。

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こちらは記念碑の周りに植えてある花です。

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大岬旧海軍望楼の近くにはこんなネタ標識がありました。最果てという感じがして面白いです。当初この後は稚内駅に戻って40号線に沿って南下するつもりでしたが、重複するのが勿体無いかなとこのまま東に進んで南下することにしました。

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こちら側はアップダウンがあってしんどいです。正に何もないがある、試される大地でした。本当に道路しかありませぬ。この後道の駅さるふつ公園まで補給できないまま進む羽目になりました。いくつかの集落はありましたが店なんて無い。身をもって何もないを体験してしまいました。

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此処に辿り着いた時はやっと補給出来る、と安堵しました。レストランはやっていなかったものの売店でパンと牛乳を買って一息。ここに来るまでに幾人かのバイク乗りの方とスレ違いましたが、自転車であるこちらに対してもハンドサインを交わす人が幾人か居ました。試される大地にてテンションが上がっていたのでしょう。ここにもバイクが数台止まっていて、その中にはカブが数台有り、地元の方と談笑されていました。カブで試される大地を走破するのは地味に凄い芸当です。

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補給を終え走行再開。再び風車が道端に立っていました。

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更に南下して275号線の終点(起点?)へ。ここから札幌まで315km。既に100km近く走っています。ここまで信号がほとんど無かったため爆速で進んで来たのですが、そのせいか既に足が痛くなっているというピンチ襲来です。

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ここで最初のセイコーマート寄り道。開店時間が6-24とスーパーより開店時間が長いコンビニという感じでしょうか。稚内ではまだ開店していない時間でした。500mlのペットボトルが100円で買えて大変お得な補給地点でした。以降札幌まで何店舗か訪れることになります。

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275号線は延々と内陸を走ります。途中幾つかの牧場の傍を通ります。

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更に進むと45度線表示。だからどうしたと過ぎ去っても良い所ですが一枚。

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先の牧場では牛の近くまで接近できました。

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道の駅ピンネシリに到着。したもののこちらでは食事は無かったため隣接しているピンネシリ温泉にて昼飯。特に北海道は意識せずに「カツ・ドゥーン」を食べました。TL上では以外と反応が良かったです。

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275号線と40号線が合流している音威子府。おといねっぷと読みます。これ読みづらい地名でも上位に入るのではないでしょうか。道の駅にて小休憩をして少し進むと風変わりなオブジェ。

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ちょっと面白いなと思いつつ先に進みます。

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道の傍らに広がる広大な畑。ここまで開けている箇所はそう多くはないのですが、実にすばら!です。

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試される大地も道路は無駄に直線が長くて先が見えないのが面白い。思わず「季節が巡り巡っても 僕らをずっと待ってる焦げたフィルムのよう」と口ずさんでしまいます。

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道の駅びふかにて男爵コロッケを。実にウマーでした。既に16時を過ぎていて本日の宿をようやく決めます。士別のホテルへ。残り40km弱。順調に進むかと思ったら見事にやられました。進路はこれまでNaviタイムに頼ってきていたのですが、この付近は高速道路が無料になっていてNAVIもそこを走れと案内していました。無理です。しばらくナビ無しで地図と睨めっこしながら進む羽目に。翌日の旭川までこういうgdgd進行になります。どうにか日没前にホテル周辺に到着し、夕飯を。

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旭川ラーメンを食しました。この後ホテルに到着。するとロードバイクが一台。同じように旅をしている方が居てほっこりしました。この方には会えずじまいでしたが。



走行距離:223km
平均速度:23.3km/h
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広島在住の自転車乗りです。どうにかオタク続けてます。

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