士別-札幌 【The route from the Soya cape to Tokyo】


より大きな地図で 試される大地 2013/07 を表示

二日目。本日の18時過ぎに札幌駅に到着するのが目標。札幌まで200km弱とうことでどうにかなりそうと5時半過ぎに出発します。表に出てみると昨日止まっていたロードバイクは既に出発した後でした。どこを走るのかは知りませぬが頑張れ。本日のこの付近の天候は曇りがちで雨が降らないことを願いながら走りました。途中小雨のようなものに遭遇したものの峠を越えたら青空が広がり始めました。

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旭川市突入。ここから札幌まで道路沿いは何もないがある、とはなりませぬ。進んでいくと田んぼアートの看板を発見。ルートから3km程離れた場所にあると検索結果が出ました。多少の余裕はあったので行ってみました。

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みんな笑顔であったかす。これが目指した絵柄。見晴台に登ってみると

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位置がちょっと悪くて全体像を撮るのはかなり厳しくなってました。

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パノラマで頑張ってみましたが、行くならばかなり良い装備を用意する必要があります。

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旭川市街を走って朝飯を食いたくなって某ホテルに寄り道。グーグルマップで朝飯可能な飲食店という検索とか出来ると素晴らしいと思うのです。

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旭川市街を離れて峠へ。トンネルは車専用で自転車は近くの旧道(今は名状し難いサイクリングロードのようなもの)を通らされました。

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国道に戻ってきて進んでいくととうもろこしの露天販売がありました。試しに買ってみたのですが、予想以上に( ゚Д゚)ウマーでした。

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更に進んで道の駅ライスランドふかがわ。おにぎりが美味しいらしいのですが、さっきのもろこしが結構量が多くて食べずに先に進みます。

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道端の畑を一枚。

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朝方の曇り模様とは売って変わって良い天気。ここから先は大した峠は無くて楽勝だ。そんな風に考えていた時期が私にもありました。この先は日本一の直線道路。一気に走れると思ったら…

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激しく向かい風で参りました。直線のため風が減衰しないのが最悪でした。29.2kmの向かい風です。文字起こしするだけで嫌気がします。

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予想より時間を消費して直線道路終了。風は道路がいくつかの曲がりになると減衰してくれました。無くなりはしなかったのですが。道路標識を見てみると4桁の数字。国道は507番まででこの4桁の道路は市道だそうです。

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幌向駅近くの喫茶店にて札幌までの最後の小休憩。ここから一気に進みます。

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何時の間にか札幌市に入ってストップアンドゴーの繰り返し。市街地は嫌い。まずは大通りバスターミナルへ。ようやく出発地に戻ってきました。荷物を回収して札幌駅へ。ここで見事に方向を間違えて駅から遠ざかりました。油断大敵でした(ノ∀`)アチャー

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到着。18時過ぎになりました。先程間違えてなければ間に合ったというのがなんとも。これにて400kmを超えた打通を終えました。

走行距離:201km
平均速度:22.2km/h

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稚内-宗谷岬-士別 【The route from the Soya cape to Tokyo】

2005年。深夜放送のアニメは既に何本か放送されていましたが、それよりやや早い時間帯に放送され始めたノイタミナ枠の最初のアニメである「ハチミツとクローバー」。ちょっとおしゃれ?な中身で勝負。登場人物の個性が強くて飽きずに視聴していました。途中まではそこそこ面白いな位に感じていたのですが、どん詰まりになった主人公がママチャリに乗って暴走した辺りで大興奮となりました。若さ大爆発。都心から仙台まで進んでママチャリが大破。そこで出会った方々と時間を過ごして新しい自転車を入手。このまま行けるところまで行ってしまえ、と北の果てまで行ってしまいます。この展開は全く予想できなかった。世の中にはこういう世界もあるのだな、と思い知らされた物語でした。

自転車を趣味とし、ちょっと遠くまで行くという芸当を覚えると、いずれは宗谷岬も訪れてみたいと考えるのは自然の流れ。けれど北の果てはあまりにも遠くて何がしかの切っ掛けがないと無理と考えていました。そこに北海道に行く理由が出来ました。ならばこの機会を逃す手はない。下調べはやや不足だった気もしますが、なんとかなるとの見込みで出発。最も恐れていた天候も問題無しとなり、自身の力を試すだけになりました。ハチミツとクローバーで出てくる北海道走破のアドバイス。

「水汲むとこも無いから道の駅を上手く使うといい。国道沿いにポツポツあるからマップをもらってね」
「北海道に入ったら絶対に無理はしない事。とにかく広いし街灯がないから必ず夕暮れ前に寝床を確保」

連載当時より時代は進んだもののこのアドバイスは的確。現在では開発が進んで施設が増え、携帯機器も充実し、楽になったのは確かなのですが、広いのは変わらない。基本の方針はこれを踏襲し進むことになります。
稚内駅周辺でとりあえず何か食べるかと思い彷徨いてみましたが何処も開いていない。宗谷岬周辺で補給出来るだろう、と出発しました。

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稚内駅から宗谷岬までは平坦な道が続いて速度を上げて走れます。交通量も少なくて気分爽快です。

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不思議だ。
こんな遠い遠い地の果てなのに。
実はあのアパートの自分の部屋のドアと繋がっていて
ドアを開けて外に出れば何処へでも行けたんだ。

竹本@ハチミツとクローバー

宗谷岬到着。30km程ありますが、1時間ちょっとで到着しました。平均速度が23km/h程の私にすると劇的な速さ。
ハチミツとクローバ-編は別項目で上げておきます。

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こちらは記念碑の周りに植えてある花です。

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大岬旧海軍望楼の近くにはこんなネタ標識がありました。最果てという感じがして面白いです。当初この後は稚内駅に戻って40号線に沿って南下するつもりでしたが、重複するのが勿体無いかなとこのまま東に進んで南下することにしました。

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こちら側はアップダウンがあってしんどいです。正に何もないがある、試される大地でした。本当に道路しかありませぬ。この後道の駅さるふつ公園まで補給できないまま進む羽目になりました。いくつかの集落はありましたが店なんて無い。身をもって何もないを体験してしまいました。

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此処に辿り着いた時はやっと補給出来る、と安堵しました。レストランはやっていなかったものの売店でパンと牛乳を買って一息。ここに来るまでに幾人かのバイク乗りの方とスレ違いましたが、自転車であるこちらに対してもハンドサインを交わす人が幾人か居ました。試される大地にてテンションが上がっていたのでしょう。ここにもバイクが数台止まっていて、その中にはカブが数台有り、地元の方と談笑されていました。カブで試される大地を走破するのは地味に凄い芸当です。

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補給を終え走行再開。再び風車が道端に立っていました。

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更に南下して275号線の終点(起点?)へ。ここから札幌まで315km。既に100km近く走っています。ここまで信号がほとんど無かったため爆速で進んで来たのですが、そのせいか既に足が痛くなっているというピンチ襲来です。

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ここで最初のセイコーマート寄り道。開店時間が6-24とスーパーより開店時間が長いコンビニという感じでしょうか。稚内ではまだ開店していない時間でした。500mlのペットボトルが100円で買えて大変お得な補給地点でした。以降札幌まで何店舗か訪れることになります。

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275号線は延々と内陸を走ります。途中幾つかの牧場の傍を通ります。

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更に進むと45度線表示。だからどうしたと過ぎ去っても良い所ですが一枚。

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先の牧場では牛の近くまで接近できました。

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道の駅ピンネシリに到着。したもののこちらでは食事は無かったため隣接しているピンネシリ温泉にて昼飯。特に北海道は意識せずに「カツ・ドゥーン」を食べました。TL上では以外と反応が良かったです。

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275号線と40号線が合流している音威子府。おといねっぷと読みます。これ読みづらい地名でも上位に入るのではないでしょうか。道の駅にて小休憩をして少し進むと風変わりなオブジェ。

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ちょっと面白いなと思いつつ先に進みます。

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道の傍らに広がる広大な畑。ここまで開けている箇所はそう多くはないのですが、実にすばら!です。

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試される大地も道路は無駄に直線が長くて先が見えないのが面白い。思わず「季節が巡り巡っても 僕らをずっと待ってる焦げたフィルムのよう」と口ずさんでしまいます。

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道の駅びふかにて男爵コロッケを。実にウマーでした。既に16時を過ぎていて本日の宿をようやく決めます。士別のホテルへ。残り40km弱。順調に進むかと思ったら見事にやられました。進路はこれまでNaviタイムに頼ってきていたのですが、この付近は高速道路が無料になっていてNAVIもそこを走れと案内していました。無理です。しばらくナビ無しで地図と睨めっこしながら進む羽目に。翌日の旭川までこういうgdgd進行になります。どうにか日没前にホテル周辺に到着し、夕飯を。

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旭川ラーメンを食しました。この後ホテルに到着。するとロードバイクが一台。同じように旅をしている方が居てほっこりしました。この方には会えずじまいでしたが。



走行距離:223km
平均速度:23.3km/h

最果ての地への移動開始


より大きな地図で 試される大地 2013/07 を表示

2011年に東京から佐多岬(鹿児島県)の打通に成功し、次は北の果て宗谷岬から東京への打通をしてみたいと考えていました。2013年に札幌に行く用事が出来た為それに合わせてまずは宗谷岬から札幌までの打通をしようと目論みました。当初の案は用事をすませた後稚内に移動。宗谷岬へ移動しそこから出発するというものでした。そのためには用事の前日に新千歳までの航空券を取るのが必要不可欠。気合を入れて予約開始時刻にサイトにアクセするするもあっさり満席となりました。連休の航空券争奪戦の激しさはこれほどだったとは…。当初の案を破棄して別の案を。予定の前に打通を果たすという案に変更。連休の前だと航空券争奪戦は起きておらずとりあえず確保しました。

ただ、事前に打通をする場合は宗谷岬までの移動が厳しくなります。当初は予定の後に宗谷岬を巡って稚内で一泊でもイイくらいに考えていましたが、事前の場合はそれだと走破は無理。可能な限り速く宗谷岬に辿り付き、出発して札幌に近い所まで移動する必要があります。メジャーな移動方法は飛行機と特急。新千歳-稚内は連休の前でも既に満席とお話になりませんでした。特急はとれるのでしょうが、朝一の便でも到着が12時過ぎなのが辛い。ならばどうしたものかと思案し、バスが使えないものか調べてみました。詳細な禁止事項が記載されていなかった為電話にて確認。自転車を積むことは可能であるかと問うと、満席でなければ大丈夫でしょう、とやや不安ながらも可能との答えを得ました。連休前ならばバスは満席になるまい、と勝手に予想して飛行機との接続時間を調査。当初の関西空港からの便では間に合わない可能性があった為それより早い神戸からの便に変更。前日の出発は14時過ぎと夕方どころか昼からの出発となりました。広島から新千歳の便が朝しかないため関西まで出る必要があるのが実にもどかしい。

9日仕事を13時に終わるように調整し、14時過ぎに自宅近くの駅を出発。広島駅から新神戸へ新幹線で移動。ここからまず三宮まで移動し、三宮からポートライナーで神戸空港へ。新幹線の乗り継ぎがちょっとアレなのが困りものでした。ポートライナーはFateの巡礼で訪れたことはありますが、終点の空港に行くのは初めてでした。到着したらすぐにカウンターだったのは楽でした。荷物(自転車)があったため早めに来ましたが、その後は暇を持て余す。出発して乗り込んだものの、ここでも暇を持て余す。飛行機は電子機器の電源を入れられないため本当にすることがなくて参りました。新千歳について荷物を引き取り列車に乗り込む。ここで新札幌駅で降りるのが正解だったのですが、知らずに札幌駅へ。駅前にバス乗り場があると思ったら稚内行きのバス乗り場は結構離れた場所。札幌駅からの移動は面倒で余計な時間と体力を消耗しました。調査不足はこうして自身に跳ね返ります。時間に余裕を持たせていたおかげで無事到着。数分の後乗り込むバスが来ました。荷物の一部をコインロッカーにぶち込みバスへ乗り込みます。

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特急はまなす号。札幌-稚内を結ぶバス。片道6000円なり。ちなみにスーパー宗谷(列車)だと10170円になります。座席指定ではなく空いてる席に座るタイプの夜行バス。ちょっと珍しい。連休2日前だというのに21/27という具合でした。荷物はどうにか積む事が出来て一安心。まずは乗り込んで最初の休憩地で何か補給と思ったらこのバス最初の地点でも降りれませんでした。やや喉が渇いた状態で過ごすことになりました。あまり上手く眠れずに稚内に到着。タクシーを呼ぶ方はいませんかというアナウンス。最果てに来たという感じがありました。駅前にて降車し早速組み立て開始。昨日の14時過ぎに出発し、移動開始出来る状態になるまで16時間弱かかりました。

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稚内駅。ここからいよいよ始まりです。
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まつやま@旅人

Author:まつやま@旅人
広島在住の自転車乗りです。どうにかオタク続けてます。

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